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期日前投票所の駐車場から開ける風景。右手の向こう側が薩摩。一緒にいた人が言った。『熊本市内なのにこんなに近くに開けていない土地があるなんて』。
幕末からそのまま。ということは江戸時代の風景だといって良いでしょう。全くの手付かずです。
このあぜ道を左に行くと、横井小楠の四時軒があります。明治維新で坂本龍馬が江戸と、薩摩を行き来していたのがここ。
横井小楠にあったあとで、夜遅く。月明かりを助けに、このあぜのくぼみに隠れながら警備をくぐり抜けて行き来していたのでした。坂本龍馬が江戸と、鹿児島を一週間で通っていたというと驚きだけど、こうして見渡すと鹿児島がすぐ近くに感じられる。
四時軒には坂本龍馬が座った場所から、東南の景色を楽しめます。全く近代的な建物は目に入りにくいので、不思議な気持ちになります。
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